これが人類が初めて目にしたブラックホールの姿!視力300万相当、地球サイズの電波望遠鏡で世界初の観測に成功!
Scientists have obtained the first image of a black hole, using Event Horizon Telescope observations of the center of the galaxy M87. The image shows a bright ring formed as light bends in the intense gravity around a black hole that is 6.5 billion times more massive than the Sun pic.twitter.com/AymXilKhKe
— Event Horizon ‘Scope (@ehtelescope) 2019年4月10日
地球上の8つの電波望遠鏡を結合させ、地球サイズの望遠鏡でブラックホールを撮影するための国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(ETH)」によって世界で初めて撮影に成功したブラックホールの画像が2019年4月10日公開されました。
望遠鏡は視力に換算すると300万相当。月面に置いたゴルフボールが間近に見える視力です。
アインシュタインの一般相対性理論によって、ブラックホールは真っ黒に見える(その圧倒的重力によって光が曲げられたり吸収されるため)と予言されていましたが、今回それが裏付けられた形となりました。
今回の観測は2017年4月の5日間の間に行われましたが、各望遠鏡が1日350テラバイトという膨大なデータを記録しているため、画像化に時間がかかりました。
The @ehtelescope team built an Earth-sized telescope by linking radio dishes around the world.
In April 2017, all they all swiveled to look at the supermassive black hole at the center of Messier 87, a galaxy in Virgo constellation. #RealBlackHole #EHTBlackHole pic.twitter.com/0hUPpDbYkH— National Science Foundation (@NSF) 2019年4月10日
下は国立天文台によるブラックホール周辺のシミュレーションCG動画。
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素晴らしい、動画ですね☀