高速道路の上に建設された野生動物専用の橋。監視カメラには多種多様の動物が利用する様子が映されていた!
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アメリカ・ユタ州の高速道路は6車線もあり、野生動物が横断するのは非常に危険です。ユタ州の野生生物資源局は、野生動物の危険を減らし、地域の野生の住人を保護するためにシンプルな計画を立てました。
Parleys Canyon Wildlife Overpass 2020 It’s working! Thanks to the Utah Department of Transportation and Utah State University for monitoring the Parley’s Canyon wildlife overpass this year. As you can see, the 2nd year of this overpass has been successful at helping wildlife safely migrate over busy Interstate 80 and helping motorists be much safer as well. Please keep off of this overpass. Thanks! Utah Division of Wildlife Resourcesさんの投稿 2020年11月17日火曜日
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その計画とは、野生動物専用の陸橋を作ること。そして陸橋は2018年12月に完成しました。
陸橋の上には岩や丸太が置かれ、自然に近い形に作られています。しかし、野生動物が環境の変化に順応するためには、通常長い時間がかかるため、野生生物資源局は動物が橋を利用するまでには何年もかかるだろうと予想していました。
しかし、動物たちも橋の完成を望んでいたらしく、すぐに橋は野生動物たちに利用されるようになりました。
ユタ州運輸局とユタ州立大学が設置した監視カメラには多くの野生動物たちが映し出されていました。
動画にはヘラジカ、シカ、クマ、ポーキュパイン、リス、ボブキャット、アライグマが利用する様子が映し出されています。
この成功により、2020年には動物たちが利用する獣道に沿って、さらに6つの動物専用陸橋が建設されました。
これによってどれだけの野生動物が救われているかはわかりませんが、少しの配慮が大きな成果を導くことが分かりました。