未公開だった3.11の津波の動画が公開され話題に。静かな水面からその後の惨事を想像するのは難しい
2011年3月11日に発生した東日本大震災は日本に大きな爪痕を残しました。こちらの動画は、東日本大震災から10年後の2021年11月に公開された動画。
この動画を撮影したのは、震災時15歳だった少年。この動画を撮影した方は、この後10年間自分で撮影したこの動画を見ることはなかったといいます。動画を公開するつもりもありませんでした。
しかし、後の世代のためにこの動画を公開することを決意し、2021年11月にこの動画を公開しました。
動画は大きな揺れの直後から撮影されました。一見穏やかな海面。しかし、海水がすごい勢いで引いていき、通常は見えない海底が見えてきている様子がわかります。
その後、徐々に水かさが増えていき、海水があっという間に街を飲み込んでしまいました。
動画を見てわかるのは、水が引き再び水が押し寄せる様子はとても静かだということ。動画前半部ではとても穏やかな水面で、静けさすら感じます。水が堤防から溢れ出るまではとても静かに見え、その静けさからは直後の惨事を予想することすらできないほどです。
動画には「心が痛みます」「この教訓を忘れてはならない」「公開してくれてありがとう」などのコメントが寄せられています。
こんなにも静かに押し寄せる脅威。こうやって津波は押し寄せるのだと覚えておきます。
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津波の恐ろしさをヒシヒシ感じます。穏やかで波ひとつなかった海が音もなくヒタヒタと押し寄せ防波堤を易々と超えて家を車を飲み込んでいく。鳴り響くサイレンの音、人々の声は落ち着いているように聞こえますが、家や大切な物が沈んでいく状況をどんな思いで見ていたのか胸に迫ります。
この大災害を決して忘れてはならない、生き延びる知恵を持たなければと思います。 -
静かに押し寄せる津波に愕然とします。お辛い経験だったでしょうに、公開していただきありがとうございました。
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こんな感じではたしかに津波なんて予想できない
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動画を公開してくれてありがとう。