【ウクライナ】「戦場のピアニストだ」壊された家でなんとか無事だったピアノ。逃げる前に最後の演奏をする女性が話題に
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ロシアの侵攻を受け、ボロボロになってしまった自宅を訪れた女性が、奇跡的に無事だったピアノを演奏する様子が話題になっています。
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ロシアの侵攻前まで、平穏な日常を送っていた人々。しかし、一瞬のうちのその平穏は奪われ、温かい我が家はボロボロになってしまいました。
キエフに住むイリーナ・マニウキナさんも家を追われた一人。彼女は、ピアノに積もった灰を拭き落とすと、ピアノの演奏を始めました。イリーナさんが演奏しているのは、ショパンの楽曲。
部屋の中を撮影するカメラには、メチャクチャになってしまった部屋の様子が映し出されています。
この動画が撮影される数時間前、イリーナさんの家の前に爆弾が落ちました。下の動画には、クレーターの周りに集まる人々の姿も映し出されています。
@kkkarysia Ответ пользователю @omelix.histori ♬ оригинальный звук – karysia
動画を見た視聴者からは、「戦場のピアニストだ」「ショパンはロシア帝国に追われてポーランドを離れなければならなかった。それを思うと、彼女がショパンを弾いているのは特に心に訴えるものがある」などのコメントが寄せられています。
ピアノを演奏したイリーナさんは、「こうなってしまった家でピアノを弾くことは悲しくはなかった。温かい思い出の詰まった家で、思い出を思い出すことができたからです。」とコメントしています。
これが戦争なのだと思い知らされます。