父の最期の時、家族があげた愛に溢れるプレゼントに涙
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子供が迎える一番辛い瞬間は、親の死に目ではないでしょうか。通常は暗く悲しみに明け暮れるイメージですが、長く慢性閉塞性肺疾患を患った父親の望みを最期に叶えてあげる母娘の動画が感動すると話題になっています。
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動画の舞台は病室。投稿者のペネロペさんは、「お父さんを見送る準備をしてきたわ」と言いながら、こっそり持ち込んだラムコークを取り出します。
スポイトに、お父さんの大好きなお酒である少量のラムコークを吸入します。「（お父さんに）味合わせてあげようね」とお母さんに向かってポツリ。
それを聞いたお母さんはペネロペさんのお父さんに向かって「ラム持ってきたわよ」と話しかけました。「スポイトであなたの口に入れてあげるからね」とお母さんは続けます。
ペネロペさんはスポイトをお父さんの口に持っていき、優しく流し入れます。「美味しい？」と聞くと、お父さんは動画にはほとんど映っていないものの、おそらく頷いたのでしょう。ペネロペさんは「良かった」と笑顔を見せるのでした。
動画には、「こんな美しい愛があるのか」「私も死ぬ前に飲みたい」「私の父もホスピスでウィスキー飲んだなあ」「これが本当の家族愛だね」など、多くのコメントが寄せられています。
お父さんは長い間病気を患っていたそうです。この家族はもうこれが最期の時だと分かり、本人が好きなドリンクで「お見送り」をしてあげることにしたんですね。この後少ししてからお父さんは安らかに息を引き取ったそうです。
見送る形は色々あるとは思いますが、このお父さんはいい最期を迎えれたと家族に感謝しているのではないでしょうか。