ローソンの耳の不自由な人たちへの思いやりに「知らなかった」の声多数、素晴らしいと話題に!
耳が聴こえない人の対応をしたことはあるでしょうか。一見健常者と変わらないので気づかないことも多いですが、接客をするお仕事だと出会うこともあるかと思います。最近ではお店のカウンターなどにも「筆談対応できますのでお申し付けください」といった表記を見かけるようになりましたが、今ローソンの対応が素晴らしいと話題になっています。
さっきローソンで店員さんが何か言ってたんだけど何言ってるのか全然わからなくて「すいません耳が悪いんですよ」って補聴器指さしながら言ったら、これの一番下指さして「あたためますか?」って言ってたの伝わって(これが噂のローソンのか…!)って思いながらめっちゃ便利だなこれってなった#難聴 pic.twitter.com/UHF1PlX3ZG
— 野口 敦史@難聴・料理・アンプティサッカー (@A_gussan0531) October 2, 2022
このツイートを投稿した投稿主さんは、両耳重度観音性難聴を患っています。
そこで店員さんの言ったことが分からず、補聴器を指さしながら「すみません、耳が悪いんですよ」と言ったところ、店員さんがなにやらレジ台の表示を指さして聞きなおしてくれたそうです。
その表示は縦長にシール状で貼られており、「耳が聴こえにくい方はお気軽にお知らせください」という表記とともに、「レジ袋購入します」「レジ袋いりません」「箸、フォーク、スプーンください」「温めてください」の順にイラストと一緒にメッセージが表示されています。
耳が聴こえにくい方は、この表示を指さすだけで店員さんに意志を伝えることができるのです。
投稿主さんは最後に「めっちゃ便利だなと思った」と語りました。
この投稿には「ローソン気遣いすごい」「ローソン利用するのに気づかなかった」「平和堂グループも全店でコミュニケーションボード導入したらしいよ」「介護職ですが絵で見せるやり方は素晴らしいと思いました」など称賛の声が集まっていました。
筆者もローソン愛用者ですが、恥ずかしながらこのコミュニケーションツールには気づきませんでした。誰もが使いやすいお店になってこそ、真の「コンビニエンス(便利)ストア」ですね。全国さまざまな店舗にこの動きが広まりますように。