「こんなこと言っちゃって良いの!」PTA会長の歯に衣着せぬ卒業式の祝辞がアツすぎると話題に!
春と言えば卒業式、そして卒業式といえば校長先生のお話、合唱などが印象的ですよね。そんな卒業式の、通常であればなんとなく聞き流されてしまうPTA会長の卒業生へ送る祝辞が素晴らしすぎて今、話題になっています。
話題になっているのはPTA会長であり、現役法師の泉水さんのお話です。
典型的な卒業式の祝辞を述べたのが30秒ほど。そして、保護者の過去18年間を「目まぐるしい18年間本当に今日までお疲れさまでした」と労いの言葉をかけます。
その後、男子生徒、女子生徒それぞれに「リアルな大人社会の忠告」をするのです。
男子生徒には「今までは背が高かったり優しい人がモテてたかもしれないけど、世間ではお金を持っている人がモテたり、女優と結婚できる社会なんだ」と説くのです。
そして女子生徒には「いい言葉をかけて言い寄ってきて、内心はイヤらしいことを考えている男が沢山いる。それを女子力で見極めてください。女子力はメイクうんぬんではなく、善い男なのか悪い男なのかを見極める力のことです」と言うのです。
その後、社会に出たのちの苦労を見据えてのお話は続きます。
「強くならなくていい。強くなるってことは痛みに鈍感になって、他人の痛みにも鈍感になってしまうから」と説き、「一人で生きていけるのは孤立。必要な時に“助けて”と言える人間になってください」と強く語りかけました。
この動画には「これが門出を祝う祝辞だよ」「全国世界に配信してほしい内容」「胸が熱くなった」「きれいごと並べてるわけじゃなくてすごく響く」と感動の声が集まっています。
卒業したのはずいぶん前ですが、当たり障りないありきたりなスピーチよりも、飾らない、そして大事なことを伝えてくれるこのようなスピーチを高校生の時に聞きたかったなと思います。
これからも大人として、我々も胸を張っていられるような生き方をしないといけませんね。