12年間劣悪な環境で繁殖犬として酷使されたトイプードルが助け出された後の様子に涙
「繁殖犬」この言葉を聞いたらどんなイメージを持ちますか?最近では悪徳ブリーダーやペットショップが繁殖犬にひどい扱いをしていることも少しずつ知られてきていますね。「人間を代表して謝りたい」とさえ思うような悲しい動画が今話題になっています。
話題となっているのは、繁殖犬として12年間生きてきたトイプードルです。
動画の始めには「突然ですが、この子は人間に身体を預けて甘えているように見えるでしょうか」とテロップが流れます。一見、年老いたトイプードルが飼い主の膝の上で寝ころんでいるようにしか見えません。
しかしこのトイプードルには悲しい犬生があります。
ずっと繁殖犬として飼育されてきたため、人間が怖くてたまらないそうです。そのため、膝の上でくつろいでいるように見えたその姿は実は、「人間に抱えられると怖くて動けないから」だったのです。
おやつを与えられることもなく、劣悪な環境で過ごしてきたため、歯も全て抜け落ちてしまったそうです。
投稿主さんはこのトイプードルを保護し、優しい里親さんを探す予定とのこと。
この投稿には「辛すぎる」「残りの犬生が幸せなものになりますように」「1日も早く生体販売は禁止すべき」「こういうブリーダーは厳しく取り締まるべき」「人間の欲のためにごめんなさい」といったコメントが集まっています。
「ペットショップ」と聞くと、日本ではショーケースで販売されている犬や猫を想像しますが、動物愛護の進んだイギリスやドイツなどの国では、ペットショップは餌やグッズを販売するイメージが強いようです。生体販売するにも、しっかりと厳しい法律があり、そう簡単には売買できません。
日本は動物愛護の観点から見ると、かなり遅れていると言えますが、1日も早くこうした悲しい現実がなくなりますように。
-
ペットショップは無くなるべきだなあ