モンスタークレーマーを撃退した出店者が「出店禁止」!百貨店の対応が物議!
接客をしていて辛いのが「クレーマー対応」。本当に企業側の落ち度でクレームに発展した場合は仕方がないですが、中にはただただ文句を言いたくてクレームをしてくるお客さんもわずかながら存在します。そんなクレーマーと闘った人の投稿が今ツイッターで話題になっています。
とある百貨店に有名なクレーマーがいた。催事にきてる遠方の短期出展者を狙って返品を繰り返す人。皆は泣き寝入りしてたが僕は落ち度が一切ないので徹底的に返品をつっぱね続けた。半年やりあい向こうも諦め、出展者から褒めてもらったが、百貨店からはお客様とトラブル起こしたと取引停止になった。
— 山本裕輔|甲州印伝 印傳の山本 (@inden_yy) May 1, 2023
話題になっているのは伝統工芸士である投稿主さんのツイッター投稿です。
百貨店の催事場で、遠方からくる短期出店者を狙って返品を繰り返すクレーマーがいて、出店者たちは泣き寝入りを繰り返していたそう。
投稿主さんは落ち度がないので返品を一切受けず、半年ほど断り続けたところ、クレーマーも諦めてこなくなり、周りの出店者からほめてもらいました。「めでたし」となるかと思いきや、百貨店側から「お客様とトラブルを起こした」という理由で取引停止を言い渡されてしまったそうです。
この投稿には「お客様は神様と勘違いしている人が担当で大変だったね」「クレーム対応も大変だけど、理不尽なの大変だったね」「クレーマーを排除した出店者は称賛されるべきでは?」「百貨店で似たような経験しました。返品を受けさせようとするんですよね。もう二度と出ません」「万引き犯捕まえた百貨店の店員さんがめちゃくちゃ怒られたって聞いたことある」と様々なコメントが寄せられていました。
取引停止を言い渡された3年後、出店依頼が再びあったそうですが、お断りしたそう。そのうえで投稿主さんは「一見芯のぶれない正義感ある行為のように見えるが、一方で、その百貨店で商品を買ってくれていた人たちを切ってしまう行為でもある。」と綴り、結局のところ、自分の好きなようにしたほうがいい、と投稿を締めくくりました。
一見芯のぶれない正義感ある行為のように見えるが、一方で、その百貨店で商品を買ってくれていた人たちを切ってしまう行為でもある。自分としては顧客なら事情を納得してほしいがそれは我儘。
事実は事実。そこになんの感情をのせるかはみんなの自由。
「私は好きにした、君らも好きにしろ」— 山本裕輔|甲州印伝 印傳の山本 (@inden_yy) May 1, 2023
「お客様は神様」という時代は、もう終わった…いや、終わらせるべきではないでしょうか。商品を売ってお金を得る人と商品を得る人、対等のはずですよね。この点においては、海外の強気な態度を取り入れてほしいものです。