「夢日記をつけると気が狂う」というのは本当か、実験してみたら2ヶ月でヤバいことになったと話題に!
「夢日記をつけると気が狂う」という話は昔からありますが、それが本当になるのかを検証した結果が話題になっています。
夢日記をつけると気が狂うと言いますが、本当にそうなのか? 以前、実際に数ヶ月夢日記をつけて検証しました。その過程と結果について書きます。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
実際に数ヶ月間夢日記をつけて試したみねるば(@minerva_owl1)さんは、始めた当初はほとんど夢を覚えていないことに驚かされました。
しかし、記録する習慣がつくと、夢の詳細度と再現性が増すことに気付きました。その結果、1日につき1ページ程度の夢を記録することができるようになりました。
しかし、ここから問題が発生しました。日常生活と変わらない夢が増えると、現実と夢の区別がつかなくなり始めました。友人や後輩との会話で認識のズレが生じ、夢日記を確認したところ、そのような出来事が記録されていたことに気づきました。
さらに深刻な問題として、自分でも気づけない認識のズレが生じ、社会観や歴史認識が変わり始める可能性があるとのこと。
その原因は、現実の日記はつけず、夢日記だけつけていることから、現実の記憶が薄れ、夢の出来事が強固に記憶され、現実を侵食していったと考えられます。
下記はみねるばさんの記録。
しかし、起きてすぐに記録する習慣が確立すると、段々夢の解像度と復元度が上がっていきました。最初は「大体こんな夢だった」と1行で終わっていたものが、2行書けるようになり、3行書けるようになり、最終的には1日につき1ページぐらいになりました。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
突拍子もない夢の記録は楽しくて良いです。問題は日常生活と変わらない夢でした。普段会う友人や知り合いとの何気ない会話、よく見るニュースサイトの記事、読んだことのある本の再読、そうしたものが夢に出てくると、現実の日常生活が侵食され始めました。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
そういう周りの人との認識のズレが発生した時に、夢日記を確認すると、例外なくそうした記述があるんですよね。恐ろしいことに。しかし、こういう気づけたズレというのはまだ良い方です。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
こういうのは、自分の社会観や歴史認識を知らず知らずの内に変化させ、気づかぬ内にデマを流すことにも繋がりかねません。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
この弊害を抑えるためには、現実の日記も夢日記と同じぐらい詳細につけ、毎回両者を区別していく必要があると考えました。そして、それはあまりにコストとリスクが大きすぎるので、実験は中止しました。
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
ちなみに最終的につけていた夢日記はこんな感じです。 pic.twitter.com/9VAFMzThOp
— みねるば (@minerva_owl1) May 3, 2023
この実験結果から、夢日記をつけることが現実と夢の境界を曖昧にし、思わぬ混乱を招く可能性があることを再認識しました。
我々の認識と記憶の脆さ、そして現実と夢の区別がいかに重要であるかを改めて感じさせられます。
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