TikTokでバズる方法14選!1300万再生させたおすすめに乗る方法やバズる時間、ハッシュタグの付け方!
どうしたらTikTokでバズるのか、私がTikTokを運営してきた半年間で1300万回再生させてきた経験から、実際の事例をもとに導き出した、バズる方法やおすすめに乗る方法、バズる時間や、ハッシュタグの付け方、音楽の付け方などを全部解説します。
TikTokライブでバズる方法は「TikTokライブでバズる方法」の記事をご覧ください。
TikTokでバズるとは
TikTokの「おすすめ」に掲載されることで、フォロワー以外の人のフィードにも動画が掲載され、再生数が爆発的に増えること。
フォロワー0のアカウントでも、初めて投稿した動画がいきなり数百万回再生されることもあります。
バズるの定義
完全な主観ですが、多くの動画をTikTokに投稿した経験から、「バズる」を定義してみました。
1,000〜5,000再生:ミニバズ
5,000〜5万再生:小バズ
5万〜20万再生:中バズ
20万〜100万再生:大バズ
100万再生〜:特大バズ
TikTokでバズる仕組みとバズる基準
TikTokは他のSNSに比べ、とてもバズりやすいSNSです。たとえフォロワー0の新規アカウントだとしてもバズるチャンスが公平に与えられており、バズることでフォロワーを増やすことができます。
フォロワー0でもバズる仕組み
TikTokはフォロワー0でもバズらせてくれる仕組みになっています。誰が動画を投稿しても、自分のアカウントのフォロワーではなく、全く関係のない300ユーザー程度にテスト配信し、300回再生ほどさせてくれます。
テスト配信でいいね数や再生完了数、コメント数、シェア数が多いと、TikTokのAIが「価値のある動画」だと判断し、今度はより多くのユーザーのおすすめフィードに配信してくれます。
そして、おすすめに載って視聴者の反応が良いと、1,000再生、3,000再生、10,000万再生と、どんどんTikTokユーザーのおすすめフィードに露出させ、再生数を伸ばしてくれます。
200再生〜300再生程度で伸びが止まってしまう場合は、TikTokユーザーに全く人気のない動画ということになります。
TikTokでバズる基準
テスト配信での再生数に対するいいね率、再生完了率、コメント率、シェア率を総合的に見て、TikTokのAIが次のバズステージに上げるか判断します。
TikTokは、どれだけいいね数が付いたらバズるなどの基準は公開していませんが、私の経験だと、300再生された時点でのいいね数が6〜30いいね(いいね率2%〜10%)で、かつコメントが付いていれば、その後バズることが多いです。
私がこれまでバズらせた動画では、いいね数が少なくても50万再生を超えたものもあります。逆に、再生数に対するいいね数の比率が高くても数千再生で止まってしまった動画もあります。
伸びた動画にはすぐに何かしらコメントが付いていたという特徴がありました。
TikTokでバズる前兆
TikTokへの動画投稿後、数時間から半日程度で動画が数千回再生されます。動画によってどこで再生数の伸びが止まるか変わりますが、再生数が数千回まで伸びた動画はどんどん伸びていく傾向があります。
再生数が全く伸びない理由
動画を投稿しても0再生または数十再生で止まってしまう場合は、あなたの動画がTikTokポリシーに違反しているとAIが判断しているか、アカウントがシャドウバンされていると考えられます。
TikTokサービス規約を確認しましょう。
TikTokでバズる方法
TikTokでバズるにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。私が実際に1300万再生させた経験をもとに、TikTokでバズる方法やバズるコツを紹介します。
TikTokのバズる時間
TikTokでバズりやすい時間帯は視聴者がTikTokを見ている時間です。通勤通学の時間帯である朝7時〜9時、お昼休憩の12時〜13時、学校や仕事が終わった後の16時から寝るまでの22時の間になります。
夜中や深夜はアクティブな視聴者が少ないため、投稿は避けた方が良いでしょう。
あなたのアカウントのインサイトの「フォロワーアクティビティ」を確認して、視聴者のアクティブな時間帯をチェックし、その時間に合わせて投稿するのがおすすめです。
下記は私のアカウントのフォロワーアクティビティの画面です。
バズるハッシュタグの付け方
ハッシュタグは、動画を投稿した当初ではバズるかどうかにあまり関係しません。私の経験ではトレンドのタグを付けた動画を投稿してもバズったことはありません。
しかし、ある程度動画がバズってくると、ハッシュタグの動画一覧の中で上位に表示されてきます。
ハッシュタグの動画一覧で上位に表示されると、動画の視聴者の反応が増えるので、さらに再生数を伸ばすことができます。
最大5個程度のハッシュタグを、投稿動画数が少ないものから多いものまで満遍なく付けます。タグへの投稿動画数が少なければ、タグ一覧で上位に掲載される可能性が増えるので、ユーザーの目に留まるチャンスが増えます。
TikTok上でバズっている音楽を使う
TikTokで動画を投稿する際に音楽を選ぶ画面に進むと、今TikTok上でバズっている音楽が一覧表示されます。TikTokではその音楽を使った動画の一覧が人気順に見られるので、今流行の音楽に合わせれば、一覧に載りバズるチャンスが増えます。
今トレンドの音楽は、動画投稿画面で「楽曲を選ぶ」を押すと見られます。
動画の投稿間隔を開ける
短い間隔で動画を連続投稿すると、どちらかの動画がバズりにくくなってしまいます。一日にTikTokに投稿する動画の数は1本か2本程度にしましょう。
なるべく短い時間の動画にする
TikTokは今では5分の動画まで投稿できます。しかし、実際にバズっている動画は15秒〜30秒程度の動画が多いです。同じ内容の動画であっても、短ければ短いほど再生完了率が上がるので、バズる可能性が高まります。
テンポが良い動画構成にする
動画を見ている途中で動画に飽きられてしまうと、ユーザーにすぐに次の動画に飛ばされてしまいます。したがって、ワンシーン1秒、2秒程度でテンポ良く変化が訪れる動画は再生完了率が上がりやすいです。
インパクトのあるシーンを冒頭に持ってくる
ユーザーは面白そうではないと判断した動画はすぐに次の動画にスクロールしてしまいます。動画を見てもらうためには動画の最初に期待感を高める必要があります。
動画がバズるには再生完了率が大切だと言いましたが、動画冒頭で期待感を高めることで、「この後何が起こるのかな?」とユーザーに思わせ途中で離脱させずに最後まで動画を見させ、再生完了率を上げます。
動画冒頭にタイトルテロップを重ねる
動画のストーリー上、冒頭にインパクトのあるシーンを持ってきてしまうとオチのネタバレになってしまうこともあると思います。そういう場合は、冒頭にタイトルテロップを重ねるのもバズるために有効な方法です。
例えば「〇〇した結果」というタイトルを重ねれば、「この後何かが起こるんだな」という期待感を高め、再生完了率のアップにつながります。
一瞬で動画内容を把握させるため、タイトルは要点だけを短く簡潔にして、文字のサイズは大きい方が良いです。また、漢字が多いと頭で理解するのにタイムラグが生じるため、なるべく漢字は使わない方が良いです。
下の事例では、「すごいの買った!」とタイトルテロップを付けることで、「すごいのって何?」と期待感を高めることで、再生完了率が上がり、タイトルのない場合と比べ再生数は30%アップしました。
動画内で喋っている内容の字幕テロップを重ねる
通学・通勤時など、音が聞こえない状況で動画を見ている人もいます。動画に話している内容の字幕テロップを重ねることで、音量をゼロにしている視聴者も離脱せずに動画を再生してくれるチャンスが増えます。
誰でも読みやすいように、文字のサイズは大きい方が良いです。
コメントを付けたくなる動画にする
仕組みの章で紹介した通り、TikTokはいいね数、コメント数、再生完了率で動画をおすすめフィードに掲載するかAIが判断しています。
バズるためにはコメント数は特に大事で、バズっている動画には多くのコメントが付いています。
「正解がわかったらコメント欄で」という動画を見たことがないでしょうか?これは、ユーザーにコメントをしてもらうことで動画をおすすめに載りやすくするための戦略です。
予想外のオチやツッコミどころがある動画にする
予想外のオチがあったり、ツッコミどころのある動画には、ユーザーはコメントが付けやすいです。例えば、真面目な動画の中にちょっと変な要素があるだけでコメントが付けやすくなり、バズにつながります。
下記のシーンで、わざわざ通行人が映っているシーンを採用しました。映像的に完璧ではないシーンを採用することで、視聴者に突っ込ませたかったのです。
結果、「通行人気まずいw」などのコメントが多く付き、バズへとつながりました。
感情を刺激する動画にする
視聴者の面白い、笑える、感動する、泣ける、驚く、知識欲を満たすなど、感情を刺激する動画はコメントが付きやすく、バズりやすいです。
【裏技】バズっているTikTok動画のネタに被せる
裏技になってしまいますが、確実にバズる方法が、TikTokで既にバズっているネタに被せていく方法です。全く同じネタでも良いし、自分なりにアレンジしても良いです。バズっている動画はTikTokユーザーの興味を引く内容なので、高確率でバズることができます。
バズらなくてもそこで諦めず、再編集・微修正した動画を載せ直しすればバズる
TikTokでは、本当に小さな動画編集の違いで再生数が大きく変わってきます。動画投稿後5時間くらい経っても300再生程度しかされていないなら、思い切ってその動画を削除し、再編集・微修正した動画を載せ直し(再投稿)しましょう。
例えば私が編集した下記の動画は、1回目に投稿した時は後半の演奏シーンのみの1分バージョンでした。しかし、動画は1,500再生くらいで伸びが止まってしまっていました。
そこで、冒頭にタイトルテロップを入れ、動画のストーリーをテンポ良く組み立て、オチの演奏部分を短くすることで、15万再生まで伸ばすことに成功(再生数1,000%アップ)しました。
TikTokで海外でバズる方法
インターネットの素晴らしいところは、日本だけではなく海外でもバズれること。日本国内に居ながらにして海外でバズっている人もいます。しかし、TikTokで海外でバズるには若干クセがあります。
まずは日本でバズることが必須
海外の視聴者のおすすめフィードに掲載されるにはまず日本国内でバズる必要があります。国内でバズった動画だけが海外ユーザーのおすすめに掲載される仕組みになっています。
言葉がわからなくても、見ただけで分かる動画にする
日本語はほぼ日本国内でしか使われていない言語です。従って、海外でバズった人の動画は見ただけで内容が分かるものばかりです。
英語のハッシュタグを付ける
英語のハッシュタグを付けることで、海外のユーザーに目に留まるハッシュタグの動画一覧に表示されることになり、海外での視聴者が増えることになります。
外国語(英語)で運用するのはおすすめしない
英語など他の言語での運用はおすすめしません。TikTokには言語設定がありますが、言語設定を英語に変えただけでは英語圏のユーザーに届きません。
TikTokは、SIMカードの登録地や、アカウントが作られた場所の位置情報で運用アカウントの言語を決めています。したがって、初めから英語で運用したい場合は英語圏でSIMカードを購入するか、実際に英語圏に行ってアカウントを作成する必要があります。
それができない場合、まず日本でバズる必要があるので、英語話者に向けた英語の動画ではそもそも日本国内ですらバズることができず、海外ユーザーにも動画が届きません。
TikTokでバズらない原因
TikTokはAIで動画の内容や、動画内の文字、動画内で話している内容を認識しています。TikTokでバズるには、TikTokのポリシーに反した動画を投稿してはいけません。それ以外にも、バズるためにはやってはいけないことがいくつかあります。
TikTokポリシーに違反した動画
TikTokサービス規約の「5.お客様による本サービスのご利用」で、TikTokに投稿してはいけない動画や、TikTok上でやってはいけないことについて書かれています。しっかり確認しましょう。
外部サイトへの誘導
TikTokは外部サイトにユーザーが逃げることを嫌います。そのため、動画内で「続きはYouTubeで」と言ったり、外部サイトへ誘導するテロップを載せるとバズりにくくなります。動画概要に誘導文言を入れることも良くありません。
しかし、コメント欄で外部サイトに誘導する分には影響はないとされています。
同じ動画の再投稿
一つの動画がバズったからといって、同じ動画を何度もTikTokに投稿してはいけません。同じ内容の動画でも、追加で動画を足したり編集した場合は別の動画として認識され伸びやすくなります。
TikTokでバズるジャンル
少し前まで、TikTokは音楽に合わせたダンス動画で若年層の人気を得てきました。しかし、現在のTikTokユーザーの平均年齢は34歳(参考:DIGIDAY)。TikTokも年配者が多く見るはずのテレビCMを打ったり、テレビ局やニュースメディアのニュース系コンテンツ、ノウハウ系の「#tiktok教室」タグや、音楽系の「#歌うま」タグを推すなど、動画の多様性を重視したユーザー獲得を行っています。
現在バズっている動画は多種多様のジャンルが網羅されています。この章では、バズっているジャンルを紹介します。
可愛い系
可愛い女性が可愛い仕草やダンスをする動画は、TikTok初期の頃から現在に至るまで人気のジャンルです。自分の容姿に自信のある方は挑戦する価値があります。
ノウハウ系
TikTok公式の「#tiktok教室」など、ノウハウ系の動画。料理や美容の方法から日常のライフハック、マーケティングのノウハウ、雑学、役立つ知識、DIY、本の紹介、すごい撮影方法など、自分の得意なことや趣味など幅広いジャンルがバズっています。
ランキング系
「1位が分かったらコメントしてね!」というような動画を見たことはないでしょうか?ユーザーは1位が気になるので動画を最後まで見てしまうことで動画の再生完了率が上がり、コメント欄にコメントを促されることでコメント数も増え、バズりやすくなります。
おもしろネタ系
クスッと笑える面白ネタ動画も人気のジャンルです。コントやドッキリなど、短い時間で笑えるジャンルです。
企業系
企業の運営するアカウントもバズっています。会社は真面目でなくてはならないというのは過去の価値観。社長や役員の方が踊る動画や、社員が楽しそうに踊る動画などは大バズ間違いなしのコンテンツです。
他にも、企業が培ってきたノウハウや技術を伝える動画は多くの人に人気です。
商品紹介系
商品自体が見たことのないような凄いものや面白いものであれば、単純な商品紹介の動画でもバズります。
音楽系
歌や楽器の演奏などのジャンル。日本にはこんなにも音楽が上手い人がいることに驚かされます。TikTok「#歌うま」などのタグが人気です。
自然、癒し系
どこか懐かしさを感じる田舎の風景や、美しい大自然の動画もバズっています。
感動系
自分や自分の周りで起こった感動的な出来事をショート動画にまとめ、感動的な音楽を重ねた動画はバズりやすいです。父親や祖父の若い時の写真をまとめた動画などもバズっています。
衝撃系
日常で偶然撮影されたびっくりするような事件などの瞬間を収めた動画。とてもバズることがありますが、再現性は低いです。
神業、スゴ技系
ダンスやスポーツが得意な人がその素晴らしい技術を披露しています。
動物系
動物系の動画は世界で普遍的にバズるチャンスがあるジャンルです。しかし、動物の面白い瞬間や、可愛い一瞬をコンスタントに撮り続けることは難しいためか、インスタグラムなどと比べてTikTokではバズってはいないように感じます。
ニュース系
テレビ局やニュースメディアが公式アカウントをTikTokに開設し、最新のニュース動画を配信しています。「#tiktokでニュース」というタグには多くのニュース動画があり、かなりバズっています。物議を醸すニュースほどコメントが付きやすいためバズりやすい傾向があります。
9ポストの公式TikTokアカウントではニュース系の動画を配信していますが、とても多くの方に見ていただいています。