時事通信の「中国にマスクなど緊急支援」で批判殺到の記事がフェイクだと物議!
時事通信が「中国へマスクなどを緊急支援」という記事を公開し、「日本でもマスクが不足しているのに支援とは何事か」と日本政府に批判が集まりました。
記事は有名なジャーナリストなどにも拡散され、物議を醸しました。
時事が報じる昨夜(23日)の成田空港での出来事は衝撃だ。マスク・防護服・除菌シートなど中国への緊急支援約40㌧が本当なら、それを決定した人物が今回の失策の張本人という事になる。マスク不足等が深刻な日本で国民の命の代わりに中国に恩を売る人物。内部告発が待たれる。https://t.co/hq6A5eYENl
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 24, 2020
日本政府はこっそりこんなことをして、政府の一次情報を信用できるか!?マスク、アルコール、医療物資が不足なのに、この売国政権!https://t.co/XU3WeH8t2Q
— 孫向文 新刊「中国人の僕は日本のアニメに救われた!」 (@sonkoubun) February 24, 2020
しかし、これは「緊急支援」ではなく、新型コロナウイルスの感染拡大による中国路線の運休・減便の影響で滞っていた郵便物を運ぶもので、全日空が日本郵便などからの要望で運航される臨時便だとのこと。
つまり、これは一つの団体の支援物資ではなく、個人や団体の荷物の寄せ集めということ。
ネットには「これは読者に誤解を与えるだろ」「なるほど」「フェイクかよ!」などのコメントが寄せられています。
こんな時期なので、記者も焦って記事を書いてしまったり、事実確認をしっかりせず、記者に都合の良いように解釈してしまうことがあるのは同業者としてよく分かります。
こんな時期だからこそ、その情報が正しいのかを今一度チェックして出すようにチェック体制を強化して欲しいです。
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郵便物を運んだだけで騒ぎになるのに鳩山元総理が100万枚ものマスク支援してるのニュースにならないのか?